NAMコレクション2026 第Ⅰ期
コレクション展示室
開催期間2026年5月21日(木)~ 2026年8月17日(月)
長野県にゆかりのある作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に形成された長野県立美術館のコレクションから、一年を通して、洋画、日本画、工芸等さまざまなジャンルの収蔵品を展示します。
NAMコレクション2026 第Ⅰ期
― 昨年度新たに収蔵した郷土作家の作品や、村山槐多の代表作《尿する裸僧》などをご紹介します ―
▶概要・見どころ
2026年度の第Ⅰ期では、昨年度新たに収蔵した作品を中心にご紹介します。
ひとミュージアム上野誠版画館は、2001年に長野市川中島に開館してから四半世紀にわたり、同地出身の版画家・上野誠や関連する作家の作品を収集展示してきました。地域の様々なコミュニティの場としても親しまれ、惜しまれつつも2026年3月に閉館した同館から約250件の作品、資料が当館の収蔵となりました。
長井雲坪は、現在の新潟市に生まれ、幕末から明治にかけて文人画家として活躍しました。中国から帰国後、長野県北部を中心に活動し、一時は東京へ出る決心をしましたが、後援者や門人らに引き止められ、晩年は善光寺裏に居を構えて過ごしました。
本展では「ひとミュージアム上野誠版画館コレクション」、受贈した長井雲坪の作品の中から、選りすぐりの作品をご紹介します。
また、特集展示として、今年生誕160年を迎える中村不折と、生誕130年を迎える村山槐多の作品をご紹介します。
中村不折は明治から昭和戦前期にかけて活躍した洋画家で、1866年に東京で生まれ、幼少期を現在の長野県伊那市で過ごしました。不折は洋画だけでなく、挿絵や書など幅広い領域で活躍しました。今回は、当館コレクションから滞仏期に描かれた作品を中心にご紹介します。
1896年に生まれた村山槐多は、中学時代から従兄の山本鼎の影響を受けて絵画の創作をはじめました。美術と文学の分野で早熟の才能を発揮しながら、結核により22歳の若さでこの世を去った槐多の作品を、信濃デッサン館コレクションの中からご紹介します。特に、当館では3年ぶりの展示となる代表作《尿する裸僧》は必見です。
小展示として、当館が所蔵する長野ゆかりの刀工、山浦正雄の短刀(長野県宝)など、刀剣3口も合わせてご紹介します。
▶主な展示作品(予定)
・村山槐多《尿する裸僧》 1915年 油彩、カンヴァス(信濃デッサン館コレクション)
・上野誠《ケロイド症者の原水爆戦防止の訴え》 1955年 木版、紙(ひとミュージアム上野誠版画館コレクション)
・ケーテ・コルヴィッツ《鋤を引く人(『農民戦争』第1葉)》 1906年 エッチング、ドライポイント、アクアチント、紙(ひとミュージアム上野誠版画館コレクション)
・中村不折《西洋婦人像》 1904年頃 油彩、カンヴァス
*「出品リスト」「出品作家略歴」を 本ページ下部 に掲載しています。
*会期中に関連イベントを開催いたします。詳細は 本ページ下部 または イベントページ をご覧ください。順次公開いたします。
イベントにご参加の場合、サポートが必要な方は こちら より2週間前までにご連絡ください。



