カンディンスキー 世界は鳴りひびく ―日本のコレクションでたどる画業と反響―
展示室1 ・ 展示室2 ・ 展示室3
開催期間2026年11月7日(土)~ 2026年12月27日(日)
カンディンスキー 世界は鳴りひびく
―日本のコレクションでたどる画業と反響―
貴重な国内所蔵品が集結
近現代美術の重要な作家であり、抽象絵画の成立を主導したワシリー・カンディンスキー。
自らが芸術の本質と考えた〈内なる響き〉により、形態と色彩の絶え間ない探求を続けたその足跡を、初期から晩年までの国内所蔵作品から展観するとともに、日本の芸術家との関係にも焦点を当てます。
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ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)は、ロシアに生まれ、ドイツやフランスで活動期のほとんどを過ごした画家です。「抽象絵画」の創始者のひとりとして知られており、それまでの絵画のように、目に見えるものにとらわれることなく、色と形をもちいて、自由な精神と純粋な感性による芸術を探求しました。芸術の本質として〈内なる響き〉という独自の概念を提唱しますが、絵画にとどまらない諸芸術を共鳴させようとする先駆的な表現は、現代の芸術に大きな影響をもたらしています。
本展は、国内に広く収蔵されている作品からカンディンスキーの画業をふりかえる、初めての試みとなります。日本ではカンディンスキーの理論と作品が同時代的に受け入れられてきました。日本の近代絵画を中心とした受容の諸相にも焦点を当てています。
カンディンスキーがくぐり抜けた20世紀前半の世界大戦と革命は、絶対的な真理にかわる新たな価値観の誕生をうながしました。「世界は鳴りひびく」―カンディンスキーによるこの言葉は、世界の内と外に充満する〈響き〉に心揺さぶられた画家のロマンをも反映しているといえるでしょう。〈響き〉がもたらした絵画の数々に耳を傾けていただければ幸いです。
▶みどころ
1. 国内所蔵のカンディンスキー作品が一堂に会します!
日本の多くの美術館がカンディンスキー作品を所蔵しており、本展ではそれらの作品によりカンディンスキーの画業を追うことが可能になりました。
単独の回顧展は、1987年の「カンディンスキー展」(東京国立近代美術館・京都国立近代美術館)、2002年の「カンディンスキー展」(東京国立近代美術館・京都国立近代美術館・福岡市美術館)以来となります。
2. カンディンスキーが日本にあたえた影響を詳しく紹介!
カンディンスキーの作品は、第一次世界大戦前後の日本に紹介されるやいなや、その先駆的な芸術と理論が、日本の美術作家や美学者たちに大きな反響を呼びます。その受容の様相を、最新の研究をふまえて紹介します。
3. 画業の根底に流れつづけるロマンティシズムにも注目!
「抽象絵画」の文脈で語られることの多いカンディンスキーですが、初期に描いていたロシアやドイツの童話世界を思わせるロマンティックな空想上の光景は、モチーフの抽象化や、形態と色彩の組み合わせの模索がおこなわれるなかに、深く〈響き〉続けてきました。カンディンスキーの魂を揺さぶったロマンティシズムもご堪能ください。
▶展示構成
第1章 ミュンヘン、内なるロシアと色彩
第2章 抽象への道のりと「青騎士」
第3章 カンディンスキー、日本における響き
第4章 バウハウス、幾何学のしるしのもとに
第5章 パリ、穏やかな飛翔
*会期中に関連イベントを開催いたします。詳細は 本ページ下部 または イベントページ をご覧ください。順次公開いたします。
イベントにご参加の場合、サポートが必要な方は こちら より2週間前までにご連絡ください。
*諸般の事情により予定に変更が生じる場合があります。
*プレスリリースは こちら


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