公開制作vol.5 古橋まどか 野のさま
オープンギャラリー
開催期間2025年6月28日(土)~ 2025年9月28日(日)

公開制作は、アーティストが一定期間美術館に滞在して作品を制作し、その制作過程や完成した作品をご覧いただくプログラムです。
vol.5となる2025年度は、来訪先や、自身の庭で採集した土や石などの自然物のほか、映像などを用いて、時の経過と共に失われるものへ眼差しを向けた制作を手掛ける古橋まどかを招へいします。
古橋は、これまでも自身の赴いた先に制作の場を設けて、しばし生活もすることで、自身や、自身が関わりえた人々の営みが時をへて自然に包摂されていく様に着想を得てきました。今回の公開制作では、信州の自然、季節、暮らしに焦点を当てます。湖水の氷結や雪渓の融解、かつて産出した石油資源など、古橋が関心を寄せる対象は多岐にわたります。
本企画のタイトル「野のさま」は、神様や仏様などを指して用いられる方言〈ののさま〉から来て
います。様々な要素から紡がれる信州の野の様(ののさま)をぜひご覧ください。
⦿ 制作 :6月28日(土)~9月2日(火)
⦿ 展示 :9月4日(木)~9月28日(日)
【アーティストの滞在スケジュール】
⦿6月28日(土)~7月4日(金)
※上記滞在スケジュール中でも、作家が会場にいない時間帯もございます。ご了承ください。
※作家滞在時は、一部ご覧いただけない作品がございます。
※滞在スケジュールは決定次第、随時更新いたします。
※毎週水曜日(休館日)を除く。
古橋まどか(FURUHASHI Madoka)/アーティスト
1983年長野県生まれ。英国AAスクールで建築を学び、2013年ロイヤルカレッジオブアート芸術修士課程修了。現在は東京都を拠点に活動。近年の主な展覧会に、「新・今日の作家展2023」(横浜市民ギャラリー、2023年)、「草枕」(板室温泉大黒屋/栃木、2023年)、「メディウムとディメンション Liminal」(柿の木荘/東京、2022年)、「DOMANI plus @ 愛知 まなざしのありか」(MAT Nagoya、2022年)、「El Nadir」(オアハカ州立現代美術館/メキシコ、2019年)、「Narratives of Exchange / Exchange of Narratives」(アルンノス財団/メキシコ、2018年)、「Raw Material, Goods and Human Body」(iCAN/インドネシア、2017年)などがある。
https://www.madokafuruhashi.com/
*プレスリリースは こちら
*会期中に関連イベントを開催いたします。詳細は 本ページ下部 または イベントページ をご覧ください。
*諸般の事情により予定に変更が生じる場合があります。