7月30日に第3回ACゼミを開催しました！
ACゼミとは、「アート・コミュニケータによるアート・コミュニケータのための勉強会」のこと。
今回は、東京藝術大学日本画出身でパステル画家としても活躍されている若麻績敏隆（わかおみとしたか）氏をお招きし、「人間のこころとアート　そして宗教」と題した講演をしていただきました。

若麻績さんは、善光寺の白蓮坊の住職でもあります。

地元で活躍しているアーティストの活動を知ることで地域のアート・文化の発展に繋げることができれば、という想いから企画しました。

アートにおける男性脳と女性脳、幼児の絵に見られる性差など美術から心理学、さらに倫理・宗教観など多岐にわたるお話を聞くことができ、大変勉強になりました。
幼少期に何気なく使っていた色やモチーフにはある共通点があったり・・・、
実は、それは仏教に通ずるところがあったり・・・。
僧侶であり、アーティストである若麻績さんであるからこその多角的な視点からお話を聞くことができました。
「宗教」という、いつもとは違った視点から「美術」を見て考えることは新鮮で、ワクワクしました！

これから私たちはどうあるべきか、考えさせられる講演でした。

若麻績さんの描かれる信州の自然をモチーフにした「パステル画」に皆さんとても穏やかな表情で見入っていました。

若麻績さん、ありがとうございました！

企画・執筆：アート・コミュニケータ　東澤一也・新野智里・花崎佳代子・日野南・藤原晴代・間美羽