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展覧会

展覧会情報

NAMコレクション2025 第Ⅰ期

コレクション展示室

開催期間2025年5月8日(木)~ 2025年7月28日(月)

テーマは、「Living Room」

信州出身の作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に形成された長野県立美術館のコレクションから、一年を通して、洋画、日本画、工芸等さまざまなジャンルの収蔵品を展示します。

2025年の第Ⅰ期では、「Living Room」をひとつの出発点に、部屋/室内やひとびとの暮らし、生にまつわる作品を紹介します。




▶概要・見どころ
Living Roomは18世紀の欧州において、生活の変化に伴う住居改善から生まれた概念です。居室の種別のひとつであり、現代の日本でもリビング、あるいは居間といった呼称で使用されています。
living=生きる/生活が特定の行為を示す語ではないように、ひとが集ったり、食事をとったり、くつろいだりとその機能は多彩で横断的です。また、現代における居住空間は、これを持つもの、持たないもの/持てないもの、移動しながら暮らすものなどと多様化しており、それぞれの生き方―どこで・だれと・どう生きるかという「生」そのものの様式(=ライフスタイル)と結びついています。こうした暮らしをとらえた作品は、ときの考証になり得るとともに、対象にむけられた作家のまなざしから、彼らの生活者としての一面が思い出されます。

さらに、小特集として今年で生誕130年をむかえる河野通勢(1895-1950)を取り上げ、河野が繰り返し描いた自画像や、作家の生活のそばにあった長野市近郊の風景画などを紹介します。


▶主な展示作品
不破章《室内》1941年、水彩・紙、91.4×66.8cm
靉嘔《コーヒーカップ》1974年、シルクスクリーン・紙、21.5×27.5cm
ホンマタカシ《his room 2018》2022年(撮影2018年)、ラムダプリント、各67.0×42.5cm(2点組)
河野通勢《裾花川の河柳》1915年、油彩・カンヴァス、91.0×116.7cm
矢沢弦月《童謡》1916年、紙本彩色、各170.0×374.5cm(六曲一双)




*会期中に関連イベントを開催いたします。詳細は 本ページ下部 または イベントページ  をご覧ください。
 イベントにご参加の場合、サポートが必要な方は こちら より2週間前までにご連絡ください。

*プレスリリースは  こちら

開催情報

会期

2025年5月8日(木)~ 2025年7月28日(月)

休館日

水曜日

開館時間

9:00~17:00(展示室入場は16:30まで)

観覧料

コレクション展(本館・東山魁夷館共通)
一般700円、大学生及び75歳以上500円、高校生以下又は18歳未満無料

※7/22(火)、7/24(木)は観覧料が無料となります。(東山魁夷館がメンテナンス休室のため)

会場

コレクション展示室

主催

長野県、長野県立美術館

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