NAMコレクション2024 第Ⅳ期
コレクション展示室
開催期間2024年12月19日(木)~ 2025年2月25日(火)
信州出身の作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に形成された長野県立美術館のコレクションから、一年を通して、洋画、日本画、工芸等さまざまなジャンルの収蔵品を展示します。
2024年の第Ⅳ期では、「長野ゆかりの刀剣」を特集展示します。幕末に山浦真雄・清磨をはじめとする山浦一門が全国的に名を轟かせた長野では、戦後に坂城町の宮入行平が人間国宝に認定されるなど多くの一門刀工が世に輩出され、現代もなお活躍しています。本特集では、当館の収蔵品のほか県内で所蔵されている重要文化財《刀(無銘 長谷部)》を特別出品し、日本が世界に誇る鉄の芸術品、日本刀の美の世界を紹介します。
また、洋画コレクションからは、没後80年を迎えた島崎鶏二(1907~44)を特集します。島崎藤村の次男として生まれた鶏二は、父の秘書を務める傍ら画家を目指し、1928年の第15回二科展に初入選して以来、「二科の精鋭」として当時の画壇を賑わせた夭折の画家です。今回は当館が所蔵する鶏二作品のほか、同じく二科会で活動した洋画家たちの作品も併せて展示します。
加えて、第Ⅳ期では菊池契月の関連資料や、近年当館が取り組んでいる収蔵品の高精細デジタル撮影の成果をInfinite Pixel Viewerを用いて紹介します。
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