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展覧会

展覧会情報

東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展

展示室1 ・ 展示室2 ・ 展示室3

開催期間2021年11月19日(金)~ 2022年1月16日(日)

静謐な抒情性を湛えた風景画により、戦後の日本画壇で高く評価され、今なお多くの人の共感を得ている日本画家・東山魁夷(1908-1999)。

長い画業のなかで、風景との真摯な対話を積み重ね、日本的な自然観に裏打ちされた唯一無二の心象風景を確立しました。
このたび、東山の記念碑的大作である、律宗の総本山、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画全68面を一堂に展示します。
1971(昭和46)年から10年もの歳月をかけて制作された本障壁画には、幾多の困難を乗り越えて中国から来日し唐招提寺を開いた鑑真和上への讃仰と崇敬の念を込めて、日本の理想的な自然としての海と山、鑑真和上の祖国である中国の風景が描かれました。
本展では、通常非公開となっている本障壁画を、部分的に御影堂を再現してご紹介するほか、この祈りの風景を構成するために、東山が日本や中国の各地で重ねた取材の軌跡を、当館所蔵のスケッチや下図などから辿ります。あわせて、唐招提寺御影堂障壁画への道程を示す重要な当館所蔵作品の数々を展示します。
唐招提寺御影堂障壁画に取り組むかたわら制作された連作「白い馬の見える風景」から当館の所蔵する全作(本制作4点、習作15点)、障壁画の構想段階でめぐった奈良・大和路を題材とする連作「大和春秋」、障壁画の水墨表現のためのたゆみない研究の道程である《桂林月夜》(1976年)・《黄山雨過》(1978年)・《灕江暮色》(1978年)など、障壁画をめぐる東山魁夷の深い思索をご堪能ください。

開催情報

会期

2021年11月19日(金)~ 2022年1月16日(日)

休館日

水曜日、年末年始(12/28~1/3)

開館時間

9:00~17:00

観覧料

一般1,500(1,400)円、大学生1,300(1,200)円、高校生以下又は18歳未満 無料

※東山魁夷館との共通料金 一般2,000円、大学生1,600円、高校生以下又は18歳未満 無料

※( )内は 20 名様以上の団体料金

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、付き添い 1 名は無料

前売券 1,300円(一般のみ)※前売券販売は9月3日(金)から11月18日(木)まで。

【前売券販売所】
長野県立美術館(※本館1階受付[現金のみ])、ローソンチケット(Lコード:33417)、セブンチケット(http://7ticket.jp)、ホクト文化ホール、キッセイ文化ホール、長野県伊那文化会館、長野県庁内生協売店、長野県内合同庁舎内生協売店(長野・上田・佐久・松本・諏訪・伊那)、信毎メディアガーデン1階まちなか情報局、信濃毎日新聞販売店(お取り寄せ)、長野県カルチャーセンター事務局(長野駅MIDORI5F、土・日・祝日除く午前10時~午後5時)

※長野県立美術館では、2021年9月3日(金)~12日(日)まで臨時休館のため、前売券の発売はございません。

会場

展示室1 ・ 展示室2 ・ 展示室3

主催

長野県、長野県立美術館、信濃毎日新聞社、SBC信越放送、日本経済新聞社

共催

長野県教育委員会

後援

長野市、長野市教育委員会、長野商工会議所、善光寺、長野県芸術文化協会、(公財)八十二 文化財団、(公財)ながの観光コンベンションビューロー、JR東日本長野支社

協賛

八十二銀行

協力

唐招提寺

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