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みんなのアートプロジェクト

「みんなのアートプロジェクト」は、ふるさと納税の仕組みを活用し、新しい県立美術館の無料ゾーンに展示するオリジナル作品を新たに制作するプロジェクトです。
2021年新築オープンにあわせて、〈触れる美術作品〉〈映像作品〉を制作しました。
2023年「第Ⅱ期みんなのアートプロジェクト」として〈映像音響作品〉を新たに制作しました。
制作年ごとの成果作品及び作家を紹介しています。

2023

▽ 映像音響作品

2021

▽ 触れる美術作品

▽ 映像作品

細井美裕+比嘉了 紹介

細井美裕・比嘉了《配置訓練 細井美裕+比嘉了》(2023 年)

■細井美裕+比嘉了

細井美裕(Miyu Hosoi)
1993年生まれ。マルチチャンネル音響をもちいた屋内外のサウンドインスタレーションや舞台公演、自身 の声の多重録音を特徴とした作品制作を行う。これまでの展示にNTTインターコミュニケーション・センター、山口情報芸術センター、東京芸術劇場、愛知県芸術劇場、国際音響学会、羽田空港など。文化庁メディア芸術祭アート部門新人賞、Forbes JAPAN 30 UNDER 30 アート部門などを受賞。

比嘉了(Satoru Higa)
1983年生まれ。ビジュアルアーティスト/エンジニア。リアルタイム3Dグラフィックス、コンピュータービジョン等の高度なプログラミング技術と多種多様なプロジェクトに関わった経験を生かし、インスタレーション、舞台演出、VJ、ライブパフォーマンス、VR作品など幅広い制作活動を行なっている。2019年よりBACKSPACE Productions Incを設立。NTT ICC、YCAM、MUTEK JP、SXSW、SIGGRAPHなどでの展示歴多数。

・細井美裕・比嘉了《配置訓練 細井美裕+比嘉了》(英題:Constellation Manual Miyu Hosoi + Satoru Higa)(2023)

金箱淳一+原田智弘

金箱淳一+原田智弘《音鈴─信濃》(2021年)photo by Shinichi Kanai

■金箱淳一(Junichi Kanebako)

楽器インターフェース研究者、Haptic Designer。神戸芸術工科大学助教。筑波大学大学院人間総合科学研究科で博士(感性科学)を取得後、障がいや年齢に関係なく、共に音楽を楽しめる「共遊楽器」(作家による造語)を研究。

1984年:長野県浅科村(現:佐久市)生まれ
2007年:第11回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門審査委員会推薦作品
2013年:Asia Digital Art Award エンターテイメント部門大賞、経済産業大臣賞

・金箱淳一+原田智弘《音鈴―信濃》(2021)
・金箱淳一《Vibracion Banco》(2021)

中ハシ克シゲ

中ハシ克シゲ《おしめの家族(介護犬)》 (2021年)photo by Shinichi Kanai

■中ハシ克シゲ(Katsushige Nakahashi)

現代美術作家、彫刻家。京都市立芸術大学名誉教授。視覚を遮断して制作するという実験的な手法により、触覚体験の可能性を探求。

1955年:香川県生まれ
1990年代末~:日本の風土に寄り添った彫刻制作を志向し、剪定された松や力士像、写真を使った「ゼロ・プロジェクト」の後、粘土による即興的なモデリングを始める。パブリックコレクション:兵庫県立美術館、福岡市美術館、東京都現代美術館 他

・中ハシ克シゲ《おしめの家族(車椅子犬)》(2021)
・中ハシ克シゲ《おしめの家族(介護犬)》(2021)
・中ハシ克シゲ《おしめの家族(おしめ観音)》(2021)
・中ハシ克シゲ《おしめの家族(おねんね)》(2021)
・中ハシ克シゲ《おしめの家族(ハイハイ)》(2021)

西村陽平

西村陽平《彫刻に耳を澄ます》 (2021年)photo by Shinichi Kanai

■西村陽平(Yohei Nishimura)

陶芸家。日本女子大学名誉教授。自身の作品制作とともに、障がいのある方々や様々な人々の造形活動にも関わりワークショップを多数開催。

1947年:京都府生まれ
1974~98年:千葉盲学校 美術教諭
2001~16年:日本女子大学家政学部教授
1977年:第4回日本陶芸展外務大臣賞受賞
パブリックコレクション:東京都現代美術館、国立陶磁美術館(仏)、ビクトリア&アルバート美術館(英) 他

・西村陽平《ペットボトル2(タカラ本みりん)》(2021)
・西村陽平《ペットボトル1》(2021)
・西村陽平《缶コーヒー》(2021)
・西村陽平《缶ビール》(2021)
・西村陽平《死者の書》(2021)
・西村陽平《カップと石の関係―溶ける石》(2021)
・西村陽平《カップと石の関係―叫ぶ石》(2021)
・西村陽平《彫刻に耳を澄ます》(2021)

光島貴之

光島貴之《まち歩き─善光寺参道から信濃美術館へ》(2021年)photo by Shinichi Kanai

■光島貴之(Takayuki Mitsushima)

美術家。鍼灸師。10歳頃失明。触覚による表現方法を模索し美術作品を発表。触覚に着目したワークショップにも取り組む。

1954年:京都府生まれ
1992年~:粘土造形制作開始
1995年~:「触る絵画」制作開始
1998年:「’98アートパラリンピック長野」大賞・銀賞受賞
パブリックコレクション:府中市美術館、兵庫県立美術館 他

・光島貴之《まち歩き─善光寺参道から信濃美術館へ》(2021)
・光島貴之《触覚でめぐる360度》(2021)
・光島貴之《かたちと手ざわりで行ったり来たり》(2021)
・光島貴之《新しい点字ブロック(行きたい方角を足裏で感じる)》(2021)
・光島貴之《新しい点字ブロック(ショッピングモールでハンバーガー屋さんを見つける)》(2021)
・光島貴之《新しい点字ブロック(待ち合わせ場所)》(2021)

榊原澄人

榊原澄人《飯縄縁日》(部分)(2021年)

■榊原澄人(Sumito Sakakibara)

国内外での多数の上映歴・受賞歴を有し、高い評価を受ける県内在住の映像作家。

1980年:北海道生まれ
1995年:15歳で渡英
2003年度:文化庁芸術家在外研修(現:新進芸術家海外研修)
2016年:Cutout Fest実験アニメーション映画部門:大賞(メキシコ)
2015年:国際アニメーションアート映画祭ビデオインスタレーション部門:大賞(ロシア)
2014年Animatou:ブロンズペガサス賞(ポーランド)等受賞多数

・榊原澄人《飯縄縁日》(2021)
2022年 9月:オタワ国際アニメーション映画祭 最優秀ノンナラティブ賞受賞

ユーフラテス

ユーフラテス《1本の線》(部分)(2021年)

■ユーフラテス(Euphrates)

メディアデザインを得意とするクリエイティブグループ。
映像、アニメーション、展示、グラフィックなど、メディアを問わず「考え方を重視した表現」を追求。

2005年:慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室の卒業生により設立
2005年~:NHK E テレ『ピタゴラスイッチ』、『大人のピタゴラスイッチ』コーナー映像制作
2010年~:NHK E テレ『0655』『2355』ディレクション等多数

・ユーフラテス《一本の線》(2021)

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