再編する ― NAMコレクションの現在 ― こっぱ人形ワークショップ「もみじちゃんを作ろう」(5月30日)
イベント
開催期間
2026年5月30日(土)
再編する ― NAMコレクションの現在
こっぱ人形ワークショップ「もみじちゃんを作ろう」(5月30日)
本展のゲストアーティスト、佐藤朋子の出品作品《もみじちゃん―鬼女と水ともうひとつの東京》にちなみ、木片を彫刻刀で彫り、「もみじちゃん」のこっぱ人形をつくります。
佐藤は本作の制作過程において、当館のコレクションを起点に長野の土地にまつわる史実や伝説についてのリサーチを進める中で、鬼無里(長野県長野市)に伝わる『鬼女紅葉』や、戦前に長野県上田市で始まった「農民美術運動(※)」に出会いました。そこに蓄積された先人たちの営みは、普段は「語り」や映像などのモノとしてのかたちをもたない芸術実践をおこなう佐藤に、彫刻等を握らせることになりました。
また農民美術運動を始めた山本鼎は(1882-1946)、こんな言葉を残しています。
このワークショップでは、「農民美術運動」の精神を今日まで受け継ぐコゲラの里工房・徳武忠造氏を講師に迎え、みんなで「もみじちゃん」を彫ってみます。
3時間という短い時間ですので、ぜひあらかじめ展覧会をご覧いただいただき、それぞれのもみじちゃんを心に描きながらご参加いただけますと幸いです。
※農民美術運動・・・大正期に山本鼎が長野県上田市で提唱した、農村の自立と精神的豊かさを目指す文化運動。農閑期の農民に木彫や手工芸を奨励し、単なる副業にとどまらず、「自らの手で美を生み出すこと」による人格形成や生活文化の向上を重視した。土着的な素材や素朴な表現を通じて、労働と芸術の結びつきを問い直し、日本の民芸運動にも影響を与えた。
■開催情報
講 師:徳武忠造(コゲラの里工房)
佐藤朋子(本展ゲストアーティスト)
日 時:2026年5月30日(土)13:00~16:00
会 場:本館1階 交流スペース
参加費:1,500円(材料費)
定 員:15名
対 象:小学校高学年以上(小学生は要保護者付き添い)
申 込:要事前申し込み、先着順【5月11日(月)9:00~受付開始】
【注意点】
・彫刻刀を使用しますので、取り扱いには十分にご留意ください。
・汚れてもよい服装でご参加ください。
・参加費は当日現金でお支払いください。できるだけお釣りの出ないようにお持ちいただけますと幸いです。
【申込方法】
本ページの応募フォームに「参加者氏名・メールアドレス・電話番号・参加人数(1名まで)・備考欄:小学生の場合のみ年齢」を入力の上、送信してください。
※参加人数は1口1名までとなります。
※応募フォームは予約開始日に表示します。
※ご予約が完了した方には、お申込み日から1週間以内にメールをご返信します。
徳武忠造[とくたけ・ちゅうぞう]
長野県上田市生まれ。
1974年、農民美術作家・橋本千春氏に師事して以来、50年以上にわたり木彫制作に取り組んできた。1983年より山本鼎記念館にて、また2015年より上田市美術館に手木彫講師を務め、現在に至る。
2010年に長野県卓越技能者表彰(信州の名工)を受け、翌年長野県ものづくりマイスターに認定。14年よりこっぱ人形の普及活動に取り組み、翌15年からは長野県農民美術連合会長を務める。同時に上田市美術館にてこっぱ人形講習を開始し、17年にはこっぱ人形の会を設立した。19年、農民美術発祥100周年記念行事を委員長として開催。
佐藤朋子[さとう・ともこ]
1990年長野県生まれ。2018年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。
広範なリサーチをもとに物語を構築し、レクチャーや語りを軸に芸術実践を展開している。近年の活動に、《オバケ東京のためのインデックス》(シアターコモンズ、2021-)、第14回恵比寿映像祭(東京都写真美術館、2022)、「公開制作vol.2 狐・鶴・馬」(長野県立美術館、2022)、「ニュー・ユートピア――わたしたちがつくる新しい生態系」(弘前れんが倉庫美術館、2025)など。令和5年度ポーラ美術振興財団在外研修員として台湾と韓国にて研修。
※諸般の事情により内容が変更となる場合があります。
イベント応募
応募期間 2026年5月11日(月) ~ 2026年5月29日(金)