長野県アートプロジェクトアーカイヴスvol.1 木曽ペインティングス「木曽馬に引かれて善光寺」
オープンギャラリー
開催期間2022年1月8日(土)~ 2022年3月29日(火)
現在、アート作品の制作や紹介の形態は豊かな様相を呈しています。全国各地で芸術祭やアートプロジェクトが開催されており、長野県内でも、地方ならではの空き家や地域の文化財を利用したもの、また自然の地形や立地を利用したものなど、様々な芸術祭、アトリエ公開などが各地で開催されています。また、アーティスト・イン・レジデンス(以下AIR)などを行う団体や自治体もあり、長野県内で様々な作品が生み出されている状況です。
「長野県アートプロジェクトアーカイヴス」では、県内のアートフェスティバルや、AIRで生まれた作品などを紹介・展示し、県内各地域の文化活動の活況を知っていただく機会となればと思います。また同時に、県内のオルタナティブなアートの在り方をアーカイヴすることも目的としています。
初回となる2021年度は、木曽に移住した美術家、岩熊力也氏を中心に開催している「木曽ペインティングス」の活動を紹介します。2017年から始まった木曽ペインティングスから、Vol.1~4(2017~2020年開催)のアーカイヴ資料等に加え、2021年秋に開催したばかりのVol.5で展示した作品の再展示を行います。
|木曽ペインティングスとは?|
「宿場町と旅人とアートの至福な関係」を旗印に、江戸と京都の中間地点である木曽の宿場町を舞台に繰り広げるアートプロジェクトとして2017年6月に第一回の芸術祭が行われ、以後毎年開催されています。
また芸術祭以外にも地域の歴史や景観を守りながら、地域の資源や人材を活かしたプロジェクトを進めています。
地域の生活の中からアートを文化として育てていくことが私たちの使命です。
アートを介して宿場町が祝場町となる、そんな場づくりに努めていきます。