2025年度長野県立美術館移動展 in 中川村 COLOR SENSE―色がみちびく、現代美術の世界
移動展
開催期間2025年10月18日(土)~ 2025年11月10日(月)

長野県立美術館では、1966(昭和41)年の開館以来、郷土にゆかりのある美術家たちの作品を中心に収集、公開してきました。そのコレクションをより多くの方にご覧いただくために、1979(昭和54)年から県内各地で「移動展」を開催しています。
2025年度は、アンフォルメル中川村美術館にて開催し、「COLOR SENSE」をテーマに、長野県立美術館が近年収蔵した1950~80年代に制作された長野県ゆかりの現代美術作品を中心にご紹介します。
2025年度長野県立美術館移動展 in 中川村
「COLOR SENSE―色がみちびく、現代美術の世界」
小松良和(現・伊那市出身)、堀内袈裟雄(長野市出身)、松澤宥(下諏訪町出身)は、絵画のありかたを問うなかで同時代のアメリカで展開されたアートシーンの影響も受けました。
色を物質として所在させようとした小松、絵具の重なりによって画面を構築する堀内。松澤は、オブジェを消滅させる前段階として観念の自由を希求するなかで、非感覚的な絵画へと向かいます。
画面上の豊かな色彩にあらわれたそれぞれの思索を、作品や資料から読み解きます。
会 場:アンフォルメル中川村美術館(本館)
住 所:〒399-3801 長野県上伊那郡中川村大草2124
問合せ:TEL.0265-88-2680(アンフォルメル中川村美術館)、TEL. 026-232-0052(長野県立美術館)
⦿ギャラリートーク
2025年10月26日(日) 13:30~14:00
長野県立美術館学芸員が展示作品について解説を行います。
・参加無料
・定員なし
・申込不要(上記日時に会場までお越しください)
※本イベントについてのお問い合わせは、長野県立美術館(TEL.026-232-0052)まで。
・・ 同時開催 ・・
「スペクトル ― 交差する表現」
詩や絵画から観念美術に転じた松澤宥、短命ながら表現の間を駆け抜けた小松良和。
建築家・毛綱毅曠(もづな きこう)が、中国の古くからの思想や宇宙論などを織り込んだ異形の空間で、交差する二つの表現をご覧ください。
会 場:アンフォルメル中川村美術館(アトリエ棟)
観覧料:無料
⦿アートトーク
2025年10月19日(日)13:30~14:30
北澤一伯(彫刻/パフォーマンス)
・参加無料
・定員なし
・申込不要(上記日時に会場までお越しください)
※本展についてのお問い合わせは、アンフォルメル中川村美術館(TEL.0265-88-2680)まで。