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[終了しました] 2月21日(日)に長野県立美術館 開館直前イベント・内覧会を開催! <前編>

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2月21日(日)に長野県立美術館(旧信濃美術館)新築オープン直前イベントを開きました。
深い緑色の文字が水に映り込んだイメージのロゴマーク発表や、県出身のデザイナー黒河内真衣子さんがデザインした女性スタッフの制服も披露しました。他にも、どの席からも善光寺を眺めながら食事ができるレストランのメニュー紹介や、展示室など施設内を巡る内覧会を行いました。
前編では、発表した内容について、ご紹介します。

 

長野県立美術館ロゴマークの発表

 

豊かな森と水に恵まれた長野の風景からイメージしたという、新しいロゴマーク。
デザイナー宮崎桂さん(株式会社KMD代表)が、シンボルマークとロゴタイプの組み合わせによる、新しいロゴマークを説明。
シンボルマークは、長野の森をイメージした深い緑。新しい美術館名を英語表記した際の頭文字「NAM」の文字を木立ちに見立てて、水に映り込んだ上下相称な形状になっています。《緑響く》など東山魁夷作品にも多い[水鏡]のイメージです。
こちらをVI(ビジュアルアイデンティティ)とした、バッグや印刷物デザインも一部ご紹介しました。

長野県立美術館スタッフユニフォームの紹介

 

新しい女性スタッフの制服は、ファッションブランド「Mame Kurogouchi(マメ クロゴウチ)」のファッションデザイナー黒河内真衣子さん(長野県出身)によるデザイン。
イベント発表では、モデルのアンドウヒロミさんに着用してもらい、披露しました。
ブランドらしいアールカッティングのドレスと、ダブルブレストのノーカラージャケットのセットアップで、 深いブルーは、美術館を取り囲む雄大な自然と、この地を愛した東山魁夷が描いた東山ブルーが着想の源と、黒河内さんからご説明がありました。首元を飾るスカーフには、長野県の県花であるリンドウの刺繍が濃紺で施され、エレガントな印象です。
なお、男性スタッフの制服は女性スタッフの制服とイメージを合わせたものを美術館が用意します。

2F「ミュゼレストラン 善」メニューのご紹介

 

どの席からも善光寺を見ながら食事ができる、2F「ミュゼレストラン 善」のご紹介。料理長の小熊剛さんからは、長野県産の新鮮な食材にこだわり、フレンチをベースにイタリアンの要素と和のテイストを取り入れた料理、Lunchコースなどのご紹介がありました。
コース料理によっては、デザートをワゴンでお持ちし、お好きな物をお好きなだけ召し上がれます。
3F「しなのアートカフェ」は、気軽に立ち寄れるスペースになっています。ドリンクを片手にそのまま屋上広場で召し上がれます。容器類はSDGsに沿って、できるだけ再生可能な素材を使用します。

 

その他、2021年展覧会ラインナップの発表、開館記念イベントのお知らせ、どなたでも気軽に立ち寄っていただけるアートライブラリーの案内や、ミュージアムショップのオリジナルグッズデザインのご紹介など、今回はコロナ感染防止の観点で、関係者と報道関係者対象の開催となりましたが、皆さまへはTVや新聞を通じて、美術館の魅力が少しでも伝わったかと思います。

開館まであと残りわずか。スタッフ一同、訪れた皆さんに楽しんでいただける美術館を目指して頑張ります!!

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