アート・コミュニケータ
2023年3月10日(金)
ダンボールという素材は、ただ物を運ぶ箱のためにあるのではない。ダンボールが主人公のワークショップが生まれました。
ダンボール額縁工場の工場長と部長の「困ったなぁ~‼」という掛け合い寸劇からスタート。
参加者は、おそろいの黄色いバンダナを身につけて、工場の一員となり、楽しい制作の時間が流れ始めました。
参加者それぞれのアイデアで、パーツをどんどん積み重ねて貼ったり、ダンボールパーツの直線、植物パーツの曲線を上手く組み合わせて、こんな額縁もできるんだと驚く作品が沢山生まれました。
参加者の欠席でいくつかの椅子が空き、お手伝いのACも制作に入りました。その作り方が参加者にも伝わり、ACが師匠と呼ばれるテーブルや、本格的な形の額縁制作に励むテーブルもありました。
制作のあとの写真撮影では世界に一つだけの額縁に入る参加者、それを大きなダンボール額縁が囲み、不思議な写真が出来上がりました。
参加者からは、「またやりたい。」「次回はこうやって作りたい」という声も聞こえました。
事前準備で作成した様々なパーツや集めてきた木の実などが楽しく使われたこと、当日の参加者の沢山の笑顔で、ACのがんばりも報われ、みんな充実感を得ることができました。
参加した皆さんが楽しめたダンボール額縁WS、今後も継続して開催できればと願っています。
企画・執筆 :アート・コミュニケータ 加藤才子・池田憲彦・羽田睦美