公開制作 vol.1 源馬菜穂「絵とつながり」
オープンギャラリー
開催期間2021年10月9日(土)~ 2021年12月19日(日)
公開制作は作家が一定期間オープンギャラリーに通い、作品を制作し、完成作品の公開を行う企画です。
初回となる2021年度は、長野県岡谷市を拠点に活動するペインターの源馬菜穂を迎えます。
柔らかな色彩と筆致で漠とした風景を描く源馬。その抽象的でありながらもどこか見覚えのあるように思える風景は、見る者それぞれがもつ記憶の一端に重なります。
期間中、作家はオープンギャラリーをアトリエとし、絵画作品を制作します。そこで描かれるものは、作家が見てきた複数の風景の重なりかもしれませんし、いま窓から見える外の景色かもしれません。
源馬は絵と向き合い、自身にとっての「良い絵」を探したいといいます。
期間後半には公開制作により制作する作品に加え、過去作品も組み合わせた展示を行います。
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期間|制作 2021年10月9日(土)~11月23日(火・祝)
展示 11月27日(土)~12月19日(日)
*制作期間中、作家が美術館に滞在していない期間もあります。
*作家滞在日
10月|9日(土)、10日(日)、11日(月)、24日(日)、25日(月)、26日(火)
11月|6日(土)、7日(日)、8日(月)、9日(火)
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作家プロフィール|
源馬菜穂(げんま・なほ)
1985 長野県諏訪市生まれ
2008 愛知県立芸術大学美術学部美術科(油画・版画)卒業
2010 愛知県立芸術大学大学院美術研究科(油画・版画)修了
2011 愛知県立芸術大学大学院研修生 修了
2018 長野県岡谷市に制作拠点を移す
おもな作品発表歴|
個展
2007 「森と人」(ギャラリー早蕨/愛知)
2008 「STORY」(ギャラリー早蕨/愛知)
2009 「oto」(ギャラリー早蕨/愛知)
「Naho Genma exhibition」(gallery N/愛知)
2010 「空の音」(gallery
N/愛知)
「LIGHT」ギャラリー芽楽/愛知
「トーキョーワンダーウォール都庁2009」 (都庁/東京)
「background」(gallery TAiGA/愛知)
2013 「はるひ絵画トリエンナーレ源馬菜穂展」(清須市はるひ美術館/愛知)
「ALA Project No.20 源馬菜穂」(ART LAB AICHI 1F/愛知)
2014 「CONTACT」(LIXIL ギャラリー/東京)
2017 「上諏訪中学校+源馬菜穂 わたしの風景」(諏訪市美術館/長野)
2020 「Shiki」(awai art center/長野)
グループ展
2009 「Landscape」(GALLERY CAPTION/岐阜)
2010 「Paintings」(GALLERY CAPTION/岐阜)
「アートアワードトーキョー丸の内 2010」(丸の内行幸地下ギャラリー/東京)
2011 「Windscape 風の風景」(KOLON TOWER space K/韓国・ソウル)
「Paintings: 02 」(GALLERY CAPTION/岐阜)
「Outline」(KAGIYA HOUSE/静岡)
「Outline 2」(gallery N/愛知)
2013 「キュービックミュージアム・プロジェクト+α」(ART LAB AICHI 3F/愛知)
「1984 のアトリエ」(茅野市民館/長野)
2014 「囚われの身」(多治見ながせ商店街/岐阜、gallery N/愛知)*巡回
2016 「Paintings: 03
遠藤俊治|源馬菜穂」(GALLERY CAPTION/岐阜)
2017 「COLLECTION/
SELECTION: 08 源馬菜穂」(front/岐阜)
2018 「シンビズム2―信州ミュージアム・ネットワークが選んだ20人の作家展」(辰野美術館/長野)
2019 「collection/
selection:10」(GALLERY CAPTION/岐阜)
2020 「CONTACT―つながる情景―」(茅野市美術館/長野)
2021 「collection/
selection:11 中村眞美子 源馬菜穂」(GALLERY CAPTION/岐阜)
「第4 回メタモルフォーシス展」(ギャラリー82/長野)
その他
2009 トーキョーワンダーウォール賞
2012 第7 回はるひ絵画トリエンナーレ 大賞
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図版|《揺れる》 2013-2021年 227×158mm 卵テンペラ絵具、カンヴァス
photo: 青木真一