ロゴマーク

お知らせ

【スタッフのつぶやき】3月19日(日) AC2期生基礎講座第6回

アート・コミュニケータ

2023年5月2日(火)

基礎講座、最終回となる第6回では、ファシリテーターとして活躍する青木将幸さんをお招きし、「グッドミーティング」をテーマに、良い会議とはどのような会議か、何かを議論する際に、どのように進めるとよいのかを学びました。

今回の基礎講座は1期生も参加。まずは場をほぐし、色々な人と関わるためのアイスブレイクとして、限られた時間の中で多くの人と自己紹介し合します。

次に自分の好物を絵に描き、絵を見せ合いながら、お互いの好物について話し、それをまた別の人と繰り返します。

絵を上手に描くことよりも、それをきっかけとして、大勢の人と言葉を交わすというのがポイントで、だいぶ打ち解けた雰囲気になりました。その後さらに、自分の印象に残っているアート体験についても絵に描き、同じように人と話しました。


一度席に戻り、青木さんのお話を聞きます。今やったようなことは、会議の前段階としてアイスブレイクの役目と「できるだけ早く全員が口を開く」というグッドミーティングのポイントでもあるそう。

その他に、「個人で書いてから、集団で話し合う」「良い問いを準備する」「グループサイズを変える」などミーティングをする際の様々なポイントが次々と登場。与えられた時間の中で、(議題・情報の)共有→(意見の)拡散→混沌→収束というサイクルが描けたら上出来と、まるで噺家のように語る青木さんの口調に、皆笑ったり、うなずいたり。

ACからは、オンライン会議のコツや、話を拡散ばかりさせてしまう人の対処、対立した意見を曲げない人とどう対話するかなど、質問が相次ぎ、青木さんが質問について応えながら、さまざまな場面での対応方法について解説しました。


午後は、みんなで話し合ってみたいことを何人かが提案し、それぞれ興味がある議題に分かれてミーティングを実践。「1期生と2期生、仲良くなるには?」という基礎講座らしい議題から「占いを信じるか?」という面白い議題まで、多種多様な議題に対して、自分が話してみたいテーマのもとに分かれます。

2人から9人まで大小8組に分かれて約50分間の議論。午前中の講義を思い出して、まずはフセンで個人の意見を書き出したり、出た意見を漏らささずメモしたり、それぞれのグループで意見が飛び交います。

最後に、どのように議論を進めたか、結果はどうだったか、などを発表。実践するのは難しかった部分もありましたが、どのグループも深い議論ができた模様。今後の活動に活かしてもらえたらと思います。


講座の最後には、2期生に基礎講座を修了した証としてAC証を渡しました。

5か月に渡る基礎講座の期間を終え、いよいよACとして活動を始める2期生たち。どんな活動が生まれるか、ぜひ注目してください!

MENU