アート・コミュニケータ
2022年12月27日(火)
アート・コミュニケータの基礎講座も第3回に突入。
ゲスト講師に東京藝術大学の特任教授である伊藤達矢先生をお迎えし、「コミュニケーションとは何か?」について学びます。
今回も1期生の有志と合同で、まずはチームに分かれて「マシュマロチャレンジ」に挑戦。制限時間内でパスタをくみ上げ、一番上にマシュマロを差したタワーを作成し、高さを競い合います。
突然の課題に慌てる一同。何から始めるのか、それぞれのチームで模索が始まります。
とりあえず土台をつくるチーム、何本かのパスタを合わせて太い柱を作るチーム、設計図を考えるチーム、様々な動きをしながら20分の制限時間にタワーを建てるも、半数以上のチームが失敗に終わりました。
なぜ倒れてしまうのか?を検証するために、マシュマロチャレンジについて語られる動画を視聴。
時間や手持ちのリソースについて認識し、最大限生かすこと。チームを構成する個々人が声を掛け合い、役割を全うすること、知見を共有しAC全体が向上することを目指すことなど、このチャレンジの目的や意義を学びます。
それを踏まえてもう一度、メンバーチェンジをしてチャレンジ!
今度はほとんどのチームが倒れることなく高い塔を作りました。
午後は「聞く力」を考えました。
「聞き上手」を考えるために、まずは「聞かない」という状態を二人一組のワークで体験します。
話を聞いているようでも実は相手の話をうばっていたり、耳には入っているけれど関心がなさそうだったり、人の話を聞くとはどういうことか、その本質に迫りました。
相手の言葉を否定せず、寄り添ってあげるにはどうすれば良いか? 皆、自分の普段の会話を思い返して思考を巡らせていました。
これで年内の基礎講座は終了。年を明けるといよいよ実践にむけた講座が始まります!