アート・コミュニケータ
2022年12月27日(火)
夏に募集をかけたアート・コミュニケータの2期生、審査を経て29名が決定しました。
これから春にかけて、美術館で活動していくために、ACのあり方やコミュニケーションについて学ぶ基礎講座を全6回受講していきます。
11月20日に行われた第1回基礎講座。2期生29名が初めて一同に会しました。
緊張の中、まずは館長挨拶とスタッフの紹介。
そして緊張をほぐしどんなメンバーかを知るための自己紹介を兼ねたじゃんけんゲームを行いました。
その後は、そもそも美術館とはどういう場所?という講義を受講したり、美術館で活動する際の証明書用の写真撮影などを行い、これからアート・コミュニケータとして活動していく上での準備をしました。
12月4日の第2回は美術館を知り、対話を通じた美術鑑賞を楽しむ日。
午前中は視界を閉じて行うブラインドトークや、スライドを使った対話型鑑賞を体験し、「作品を見て語ること」の楽しさ、難しさを学びます。
午後は1期生の有志も加わって、グループに分かれて館内探検!1期生のおススメの場所や、建設当時の話を聞いてまわりました。
その後は、少人数グループに分かれて戸谷成雄展を鑑賞、自分が気になった作品について、他の人の意見を聞きながら展覧会を見ていきます。
同じ作品を見ても違う視点や考え方があること、それを知り、対話をしていくことで鑑賞が深まることを楽しく実感できたようでした。
2回の基礎講座で美術館に慣れた2期生たち、次回はより深く「コミュニケーション」について学んでいきます。